フィギュアスケートの競技化

妻がフィギュアスケート好きなので、よくテレビで見ている。昔の採点では審査員が6点満点で採点して、という感じで全体の印象からざっくり点数をつける感じだったと思う。それだと不正感が拭えないというか実際に不正があったために点数の付け方が変わったと記憶している。
現在は技や構成などで個別に採点して得点を出すという感じで透明性が出た。
一方、何となく違和感があったのも確かで、その違和感が何かと考えていたら、この前の世界体操を見ていたときの女子の床の演技で腑に落ちた。
女子の床はBGMが流れて演技するけど、基本は男子と同じで個別の技ごとに点数を付ける。つまり競技なんだけど、演技のように観客を楽しませる要素を加えようとしているんじゃないかと思う。
フィギュアスケートは逆に昔の演技から競技になってしまったというのが違和感の原因だったのだ。良い悪いは別として。昔のビールマンさんとかの時代の方がフィギュアスケートって感じがしているのは私だけではないはず。(ビールマンさんを現役で見ていた人なんてあんまりいないと思うけど・・・)